光回線

賃貸で光回線の工事をするとき、大家さん・管理会社の許可は要るか。確かめる内容と頼み方、工事の前の順番

 株式会社オーグマー

賃貸マンションの部屋の壁の低い位置にある光コンセントと電話線の差し込み口、その近くの床に置かれた白い回線の機器と Wi-Fi ルーター、テーブルの上の書類とペン

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賃貸の住まいで光回線を引くときは、申し込みの前に、大家さんか管理会社に工事をしてよいかを確かめるのが基本です。NTT 西日本の公式のコラムでも、賃貸では工事の前に管理会社や大家さんの許可が必要と案内されています。

  • 建物にすでに光回線の設備があり、部屋に光コンセントがある → 大きな工事が要らないことが多いが、工事の日程や立ち会いがあれば伝える
  • 部屋まで光回線の設備がない → 電柱からの引き込み、配管の利用、壁の穴あけ、外壁の金具の取り付けなどがあり得るため、どこまでしてよいかを確かめる
  • マンションで建物の共用の設備を使う → 建物ごとに使える回線が決まっていることがあり、管理会社に確かめる

この記事では、確かめる内容と頼み方、申し込みから工事までの順番を説明します。

(見出しの下の画像は生成したイメージです。実際の住まいや当社の施工の写真ではありません。)

この記事で分かること

  • 賃貸で光回線の工事に許可が要る理由
  • 建物の状態ごとの、確かめる内容
  • 大家さん・管理会社に許可を頼むときに伝えること
  • 申し込みから工事、退去までの順番

なぜ許可が要るのか

光回線の工事では、建物に手を加えることがあります。NTT 東日本の案内では、戸建ての場合、光ファイバーは電話の配管を使って室内へ通し、配管が使えない場合はエアコンの配管の穴を使い、それも使えない場合は壁に直径 10mm ほどの穴をあけることがあるとされています。

賃貸の建物は大家さんのものです。穴あけや外壁の金具の取り付けを許可なくすると、退去のときに元に戻す費用を求められるなどのトラブルになるおそれがあります。NTT 西日本のコラムでも、許可なく工事をするとトラブルになるおそれがあると案内されています。

工事でありうること建物への影響
電柱から建物への引き込み外壁に引き込みの金具を付けることがある
電話やエアコンの配管を使う穴は増えないが、配管の中に線を通す
壁の穴あけ直径 10mm ほどの穴があく
室内の光コンセントの取り付け壁に光コンセントを付ける
マンションの共用部の作業共用の配線や機器の場所で作業をすることがある
2 階建てのアパートの外壁の上部に、電柱から細い黒いケーブルが引き込まれている様子

建物の状態ごとに確かめる内容

部屋に光コンセントがある

前の住人が光回線を使っていた、建物にすでに光回線の設備がある、などで部屋に光コンセントがある場合は、大きな工事が要らないことがあります。それでも、工事の担当者が訪問する、建物の共用部で作業をするなどがあれば、念のため管理会社に伝えておくと安心です。

部屋まで光回線の設備がない

電柱からの引き込みや穴あけがあり得ます。次を確かめます。

  • 外壁に引き込みの金具を付けてよいか
  • 電話やエアコンの配管を使ってよいか
  • 配管が使えない場合、壁に穴をあけてよいか
  • 退去のときに、設備を残してよいか、元に戻す必要があるか

穴をあける位置は、工事の当日に担当者が確かめてから決まることが多いため、「穴あけが要る場合はしてよいか」という形で、先に確かめておくと当日に止まりにくくなります。

マンションで建物の共用の設備を使う

マンションは、建物にすでに入っている光回線の設備を使うのが一般的です。NTT 東日本の案内では、マンションでは電柱から建物の共用スペース(MDF 室など)へ光ケーブルを引き込み、建物の中の配管を使って部屋まで配線するとされています。共用スペースで作業をするため、鍵がかかっている場合は、管理会社や大家さんに工事の日を伝えて鍵を開けてもらうよう案内されています。また建物によっては、使える回線の会社が決まっている、共用部の作業に管理会社の立ち会いが要るなどがあるため、申し込みの前に管理会社に確かめます。

許可を頼むときに伝えること

大家さんや管理会社には、次をまとめて伝えると話が早く進みます。

  1. 使いたい回線の会社(分かれば、戸建て向けかマンション向けかの種類も)
  2. 工事でありうること:引き込みの金具、配管の利用、穴あけの可能性
  3. 工事の日の予定:希望の日、立ち会いが要るか
  4. 退去のときの扱い:設備を残してよいか、元に戻すか

回答は、あとで確かめられるようにメールや書面で残してもらうと、退去のときの確認にも使えます。

申し込みから工事、退去までの順番

  1. 管理会社・大家さんに確かめる:建物の設備と、してよい工事の範囲を確かめる
  2. 回線を選んで申し込む:建物で使える回線から選ぶ
  3. 工事の日を決める:立ち会いが要る場合は日程を調整する
  4. 工事の当日:担当者が配線の経路と穴あけの要否を確かめる。許可の範囲を超える作業が要る場合は、その場で決めずに管理会社に確かめ直す
  5. 退去のとき:設備を残すか撤去するかを、管理会社と回線の会社に確かめる(「光回線の撤去工事は必要か」)

工事の当日の流れは「光回線の開通工事の当日の流れ」で説明しています。

電柱から引き込んだ光ケーブルが、戸建ての外壁の小さな穴から室内へ入っていく様子

回線の選び方

建物で使える回線が分かったら、料金、速さ、工事の内容を比べて選びます。回線ごとの違いと選び方は「光回線のおすすめ比較」にまとめています。

よくある質問

部屋に光コンセントがあれば、許可は要りませんか

大きな工事が要らないことが多いですが、建物の共用部で作業をすることもあります。念のため管理会社に工事の予定を伝えておくと安心です。

許可が出なかったらどうすればよいですか

穴あけが要らない方法(電話やエアコンの配管を使う方法)でできるかを、回線の会社に確かめる方法があります。それでも難しい場合は、工事が要らないホームルーターなどを考えます。

大家さんの許可は口頭でもよいですか

口頭でも許可にはなりますが、あとで確かめられるように、メールや書面で残してもらうと安心です。

工事の当日に、思っていたより大きな工事が要ると言われたら

その場で決めずに、管理会社や大家さんに確かめ直します。許可の範囲を超える作業をすると、退去のときにトラブルになるおそれがあります。

まとめ

  • 賃貸で光回線を引くときは、申し込みの前に大家さん・管理会社に確かめる
  • 工事では、引き込みの金具、配管の利用、直径 10mm ほどの穴あけがあり得る
  • 頼むときは、回線の会社、工事でありうること、工事の日、退去のときの扱いを伝え、回答を残してもらう
  • 当日に許可の範囲を超える作業が要る場合は、その場で決めずに確かめ直す

出典と調査の方法

光回線の工事の内容と、賃貸での許可の必要性は、次の公式サイトで確かめました(2026 年 10 月 19 日確認)。

工事の内容は、回線の会社・建物・住まいの条件によって違い、変わることがあります。「許可を頼むときに伝えること」と「申し込みから工事、退去までの順番」は、賃貸で光回線を引くときに確かめたい一般的な注意点としてまとめたもので、特定の案件の記録ではありません。